たねはれマルシェ終了しました。

おはようございます。昨日はまた雨が降りましたね。新しい台風が接近しているとか…展示が始まる週末には来ないことを祈るばかりです。。

さて、去る10/1(土)に相模湖でたねまめさんで行われた、たねはれマルシェが無事終了しました。雨の予報もあり、天気がやや心配でしたが、曇っていて暑すぎず程よい気候で過ごしやすかったです。

昨年はお客さんとして参加しましたが、今年は昨年と比べて、お客さんが多いように感じました。特に飲食の行列は昨年は無かったかも?私もちゃんとお客さんに混ざって並び、パンやらコーヒーやらおいしくいただきました(笑)

今回のたねまめマルシェではプレ展示ということで、少しだけ展示をさせて頂きましたが、たくさんの方に見て頂けて良かったです。DMを持って行って下さる方も多く…うれしいものですね。

…いよいよ展示が今週末から開催なので、ただいま絶賛準備中。

自分があと5人くらいどこかにいないかな…とか、小さい小人が助けてくれないかな…とか、たまに妄想してしまいますが、なんとか頑張ります!

◎明日10/1(土)は、たねはれマルシェの日です!

こんにちは。

このところ、秋雨前線で雨の日も多いですがいかがお過ごしでしょうか。

最近の私はというと、10月頭から開催の、相模湖のカフェ+ギャラリーたねまめさんでの展示に向けて、いそいそと日々準備をしております。

さて、先日のご案内通り、明日10/1(土)は展示のプレイベントとして、たねまめさんで行われる、たねはれマルシェに参加いたします。

都内のイベントとは違って、ゆったりと音楽を聴きながら、お庭やカフェの昭和な香り漂う畳の間でのんびりできるのでおすすめです。

是非お誘いあわせの上、いらしてください。

会場でもしかしたらお給仕しているかもしれませんが、金継の御見積をご希望の方は、

お気軽にお声掛けくださいね。

会場で首を長ーくしてお待ちしております。


【たねはれマルシェ概要】
日時 2016年10月1日(土) 11時~16時まで
場所 古家カフェ+ギャラリーたねまめ 前庭及びカフェ内
駐車場あり 入場無料
※飲食用に店内を開放いたします。
※小雨決行、悪天候時中止(当日朝当ページにてお知らせ)

【FOODS】
まなはれ(異国のかおりのするご飯)
たねまめ(ベジ弁当・汁物)
メナジエーるさん(シフォンケーキ)
グルヌイユさん(天然酵母パン)

【DRINK】
Japan Herb Sciencesさん(オーガニックハーブ)
ひ暮らしHutteさん(自家焙煎珈琲/カクテル)

【vegetable】
相模原湖水地方野菜さん(無農薬・無化学肥料野菜)
油井農園さん(自然栽培野菜)

【GOODS】
久奈屋(和の紙文具)
ナツメヒロ(ハイカラ雑貨)
凸凹古道具店(古道具)
nikom(無垢の木の家具と小物)

【gallery】
森友見子(ワークショップ)
はまさきかおり(ワークショップ)
野志美(ギャラリープレ展示)


【お問い合わせ】
たねはれマルシェ事務局
(古家カフェ+ギャラリー たねまめ内)
神奈川県相模原市緑区若柳1170
tel.042-684-9637
cafetanemame@gmail.com
http://tanemame.bitter.jp/

ワークショップ『割れた器を接着してみよう!』開催のお知らせ

ワークショップ『割れた器を接着してみよう!』開催のお知らせ

 
先日よりご案内しております、相模湖の古家カフェ+ギャラリーたねまめさんでの展示期間中に行うワークショップのご案内です。

金継の重要な工程である器の「接着」を、自分で作った道具と材料を使って挑戦してみます。割れた器はご自分のものをお持ち頂いても構いませんし、会場でも古い器ですがご用意しております。(※有料300円~/1点)

ワークショップを通して、壊れたらすぐ捨てる「使い捨て」ではなく、
ものが壊れたら直して使うことの楽しさや大切さを見つめなおしてみませんか。
みなさまのご参加お待ちしております。
 
 
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【ワークショップ概要】
『割れた器を漆で接着してみよう』
日時
2016.10.22(土)14:00 – 16:00
定員 6名 <受付終了しました>
参加費用 2,500円(たねまめのお茶とお菓子付き)
対象年齢 中学生以上(※刃物を使います)
持ち物・エプロン(動きやすく汚れても良い服装でお越しください)
   ・ご自身の器を接着される方は割れた器
(※器ご持参は2点まで・パーツが沢山に割れていない物で、欠けなどの部分がないもの)
   ・器を持ち帰る用の段ボール・大きめのタッパー等
   ・軍手
注意点等
ご自身の器をご持参される場合は接着する器は怪我に気を付けながら、
きれいに洗剤等で洗ってきたうえでご持参ください。
割れた器がない方は会場でも古い器をご用意してます(300円~/1点)
ワークショップには本漆を使用しますので、かぶれる可能性があります。
気になる方は参加をお控えください。
尚、漆のかぶれ等に関しましては、医療保障等は負いかねますので、
あらかじめご了承の上、ご参加をご検討ください。

作業工程】
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工程①接着する器の点検
今一度器に深いヒビがないかなどチェックします。
また、漆がついたら取れなさそうな箇所があれば、汚れないように
養生の作業をします。
 

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工程②木のヘラづくり(糊を練るために必要です)
小刀を使ってヘラの先の方を削り、ヤスリがけをして整えます。
木はアテ(アスナロ)という木材のもので、輪島塗の素地や建築材にも
つかわれる丈夫なものです。


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工程③糊づくり
柔らかく煮たご飯を自分で作ったヘラでひたすら
ご飯の粒がなくなるまで練って、糊を作ります。
ご飯の粒が残っていると、接着するときにずれる原因になります。

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工程④糊漆づくり
糊と漆を混ぜて、糊漆を作ります。

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工程⑤接着
断面に糊漆を付けて、割れた器を接着していきます。
糊漆をつけたら少し時間を置いて、接着するタイミングを見て接着します。

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工程⑥接着したところがずれていないか調整し、動かないように固定する
接着した部分にずれがないかチェックし、ずれがなくなったらマスキングテープで固定します。


その後、固定したまま動かさないように、自宅で1か月くらい乾燥させてから、
はみ出た漆をカッター等で取り除いてください。
その後使っても大丈夫ですが、金継をされたことがあるという方は、
続きの作業をしてご自身で仕上げるのも良いと思います。

尚、接着した器をそのまま私に預けていただき、
最後まで金継の仕上げをさせていただくことも可能です。
ご希望の方は当日ご相談ください。

【お申込み】 
たねまめ店頭、電話☎042-684-9637
メールcafetanemame@gmail.com にて受付
(メールにはお名前・人数・当日のご連絡先をご明記ください)  

【お問い合わせ】
古家カフェ+ギャラリー たねまめ

神奈川県相模原市緑区若柳1170
tel.042-684-9637
http://tanemame.bitter.jp/

イベントのご案内_10/1(土)たねはれマルシェ@古家カフェ+ギャラリーたねまめ(10月のプレ展示になります)

こんにちは。今日は朝から雨が降り、空がどんよりしていますね。

昨日ご案内した個展の開催の1週間前にも、たねまめさんで素敵なイベントがありますので、ご案内です。

昨年もこの時期に開店1周年記念でたねまめさんでイベントをされていましたが、今年からたねまめさんと、同じ相模湖にあるまなはれさんとの共同のイベントとなりました。

相模原近隣のご縁のある作家さんやお店の方たちが集まって、ワークショップあり、音楽あり、おいしい食べ物あり、素敵な作品の販売あり…と聞いただけでもおなかいっぱいになりそうな、一日限りの楽しいイベントが開催されます。

…実はかくいう私も、プレ展示の形で、今年は参加させていただくことになりました。

たねまめさんの建物の室内で、個展で展示するものをちょこっとお見せする形になります。金継の御見積をご希望の方には随時承りますので、ご希望の方はお声がけくださいね。

(当日は分かりやすいように名札でもつけとこうかな…笑)

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個展のお知らせ_古家カフェ+ギャラリー たねまめさんにて

突然ですが、来る10月、ご縁があって地元にほど近い相模湖の古家ギャラリー+カフェ たねまめさんにて展示をさせていただくことになりました。

これまで金継をした器の展示と受付、ならびにちょこっと漆の小物なども販売予定です。(金継をした器はお客様から預かったものはお客様のお手元に戻ってしまうので、一部にはなりますが…)

いつもは普通にお客さんとしてお伺いしているので、とっても不思議な気持ちです(笑)

田舎のおばあちゃん家にいったような、懐かしい落ち着く空間で食べるランチやデザートも美味しいのでおすすめです(※ランチはご来店2日前までに予約制です)

また、会期中にはワークショップも予定しておりますので、詳細はまた後日ご案内いたしますね。

秋深まる相模湖へ、ちょっとした旅に出る気分でいらしてください。

【金継とうるしを暮らしに アマノシトミ展】

日時:2016年10月7日(金)~10月29日(土)
毎週金土のみ8日間
(10/7、8、14、15、21、22、28、29)
ランチタイム 11:30-14:30 (※2日前までに要予約)
カフェタイム  15:00-17:00

※たねまめ営業日時に準じます。
※企画展中はギャラリーのみのご利用もできます。
※金継の受付は会期中随時会場にてお見積り承ります。御希望の方は器を会場までお持ちいただき、金継ご希望の旨お声掛けください。

※展示品の販売も一部あります。

会場:古家カフェ+ギャラリーたねまめ

神奈川県相模原市緑区若柳1170

tel.042-684-9637

http://tanemame.bitter.jp/

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てんやわんや。

おはようございます。またちょっとブログをお休みしてしまいました。

このところ、なんだか台風が次から次へと現れ、外へ出るのが憂鬱になってしまいますね。雨もスコールみたいな通り雨が多くなっていて、日本も少しづつ熱帯になりつつあるのかな…と感じます。(昔はスコールみたいな勢いのある雨って、そんなに降らず、たまの夕立ち程度ような気がします)

さて、実は来たる10月に相模湖にあるカフェ+ギャラリーたねまめさんで展示をさせていただくのですが、その準備と制作とでてんやわんやしております。

個展なのでグループ展とは違い、あらゆることを自分でやらないといけないので、10年ぶりくらいに卒業制作をしている気分で日々過ごしております。

(ちなみに、卒業制作の追い込みの時期は、終電間近の深夜1時台の中央線に乗ったり、電車が無くなってファミレスで始発を待ち帰宅したり、果ては電車が無くなるのを見越して、遠いのに無理やり車通学したり…。若かったからこそ出来たことです。そして、今考えると、夜の学校って何か出そう!と恐怖ですが、そんなことは考える隙は一ミリもなく。笑)

展示は一ヶ月間なのですが、会期中にワークショップなどもさせていただく予定なので、また詳細は後日お知らせいたします。

ちなみに写真の小皿は展示予定のもので、加工前の何も塗っていない素地の状態です。今はもう色々塗ったり研いだりして作業中ですが、展示までにどこまで進化するでしょうか…? 

さあ、頑張らねば。

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食べ物から感じる、秋の気配。

こんにちは。このところ、晴れていたと思えば、スコールのような通り雨が降ったり、不安定な天気が続いていますね。気温は高くなくても、湿気があって蒸し蒸しして、

自分の中の不快指数のメーターがかなり高くなっております。

(漆は乾くのに湿気が70%以上必要なので、漆は大喜びなんですけどね…)

さて、先日、毎年同じ山梨の農家さんから買っているぶどうたちが今年も届きました。

いろいろな種類のぶどうとマスカットがミックスになって箱一杯に入っていて、思わず家族皆で歓声がを上げてしまいました。

そんな中でのやり取り。

私「これ何の種類かな?これは巨峰で、これは?」

母「何やろなあ…そんなことより、早よ食べよし!」

…結局ぶどうが何の種類か詳細は分かりませんが、とりあえず美味でした(笑)

旬の果物は身に染みて美味しいですね。

それぞれのご家庭で一年を通して、この時期にはこれを買って、この時期には親戚の誰それからあれが届いて、という食べ物で感じる四季がきっとあるかと思います。

我が家では、夏に入ったら早々に桃が届いて、その次に今頃ぶどうが届くので、ぶどうが届くと、何となく秋の気配を感じます。

今日は山の日。

こんにちは。今日は新しく制定された祝日、「山の日」ですね。

正直、山の日が制定されたときは「く〇暑い8月に山の日かい…焦げるよ…」と思ったりもしましたが(笑)、今日は昨日の雨のせいか、比較的涼しいので山に登った方も結構いらっしゃるかもしれませんね。

写真は先月登った高尾山の下山途中にあった吊り橋です。何回も登ってる割には、吊り橋のコースは初めてでしたが、眼下に川を見ながらその脇を歩いたり、はたまた滝が現れたり、なかなかに良いコースでした。

高尾山はルートによっては甘味やらビアガーデンやら誘惑の多い山ですが、楽しみは下山してからにして登るのも良いですよ。(事実、下山してからソフトクリームを食べました。妙においしかった…)

最近、ふもとに高尾山の自然を楽しく学べる美術館「TAKAO599MUSEUM」や、はたまた日帰り温泉「京王高尾山温泉」も出来ましたので、ご家族連れで是非行かれてはいかがでしょうか。

…余談ですが、本日の私は作業が盛りだくさんでどこにも行けないので、この写真で妄想登山をしてみました(苦笑)

どこか行きたーい!でも行けなーい(涙)

 

お預かりした器のご紹介_金継

こんにちは。今朝は夜型の私にしては珍しく、朝5時前から作業をしていました。

夜中の物音一つしないシーンとした静けさもいいですが、朝の静けさの方が、体への負担が少なく、健康的で良いかもなあ…と朝型の生活サイクルに切り替えようかな、とあらためて思いました。

さて、本日は少し前に仕上がった、修理のご依頼を頂いた器のご紹介を。

今回のご依頼は、金継で仕上げました。

写真では見えなくて申し訳ないのですが、器の高台に金で繊細な線が描いてありましたので、統一感を持たせるために金で仕上げた次第です。

小さな浅めの鉢なのですが、金で仕上げたことにより、器全体に漂う上品な感じを壊さず、素敵に仕上ったかなと思っています(自画自賛ですね…笑)

今回の金継のようなピカピカの金仕上にするには、ざっくり説明すると、漆で線を描いたところに1gウン千円の純金の粉を蒔いて(くしゃみ厳禁!)、漆を塗って乾かして、炭で研いで、磨いてを何度も繰り返して仕上げています。磨くのは段階に応じて、磨きの粉を変えていき、徐々に艶が出ていくようにします。

写真だとただの金色の線に見えますが、この線の下には実は地道な何十工程もの作業が積み重ねてあります。しかも、どの工程も失敗出来ないので、各工程を確実に積み重ねた上で完成します。油断したり手を抜くと、遅かれ早かれ影響が出てくる可能性があるのです。漆の前では、妥協など許されません。

怖いものの表現として「地震・カミナリ・火事・親父」という言葉がありますが、私の中では「地震・カミナリ・火事・漆」です(笑)

金継教室の補講をさせていただきました

こんにちは。毎日溶けてしまいそうなくらい暑いですね。

私は冬生まれだからなのか、暑いのがとても苦手なので、手ぬぐいの中に保冷剤を入れて首に巻いて、どうにか作業をしています。(←これ、夜暑くて寝苦しいときにやると、よく眠れておすすめです)

本日は遅ればせながら、先日うつわ ももふくさんにて、金継教室の補講をさせて頂いた時のお話を。

今回は、かなり沢山のパーツに割れた、お茶碗の接着をしました。元々結構な数にわれていたのですが、よくよく器を確認したところ、器の中から表側に貫通している深いヒビを発見し、即その場で割ることに…(接着する前に器の状態を確認することはとても大事です‼)

そして、器をどの順番で接着していくのか、どこに糊漆を付けていくのか計画をし、その後時間との戦いの中、糊漆をつけ、接着をしていきました。

割れたパーツが多いと、接着の時点から、まっぷたつに割れたものに比べると作業量が何倍にも増えるので大変です。生徒さんも「こんなに大変なものだとは思っていませんでした」と仰っていました。

でもこういう大変な器の修理の方が、仕上がった時の喜びは格別なのです。今回の器はきれいな割れ方をしていたので、モダンに良い感じに仕上がりそうです。

完成が今からとても楽しみです。

*金継のご依頼はa.mano4103@gmail.com、もしくは東京都港区の器屋さん、百福までお願いします*