百福さんで金継ぎの受付会を行います/2022年4月16日(土)

このところ、春を思わせるうららかな陽気の日もあれば、今日のように雨が降り、底冷えのするような寒さの日もあり、体が追い付きませんね。寒い日は湯たんぽと電気カーペットで体を温めながら作業しています。そろそろ冬のアイテムはしまいたいところですが、なかなか難しいですね。

さて、来る4月16日(土)にいつもお世話になっている百福さんにて、町田から外苑前へ移転後初となる、金継ぎの受付会を行うことになりました。

修理希望の器をお持ちいただけましたら、お一組様20分のお時間枠でその場でお見積もりいたします。

前回町田の店舗で行ったときは、先着順にしていたのですが、お待たせしたタイミングが多かったので、今回はご予約制とさせていただきました。

ご興味のある方は、百福さんのホームページの下記ブログ記事にてご確認の上、お申し込みをお願いいたします。

対面での久々の受付会、今から楽しみにしております!

www.momofuku.jp

新規金継ぎ教室開講のお知らせ@studio knot(代々木上原)

ご無沙汰しております。またもや久方ぶりの投稿になってしまいました…大変申し訳ございません。

日々自宅の作業場の寒さと闘いながら、エアコン+ホットカーペット+ホッカイロ+もこもこスリッパ+たまに湯たんぽというフル装備で、地道に頑張っております。

さて、インスタグラムでもお知らせしておりますが、来月3月から代々木上原にある陶芸教室、studio knotさんで3月から金継ぎ教室を始めさせていただくことになりました。

教室は月1ペースで、曜日は第3金曜日、もしくは日曜日のいずれかで
(※日曜のみ週は固定ではなく月ごとに変わります)、
午前クラス(10~12時半)/午後クラス(13時半~16時)、各6名定員となります。
お席がある限りは、随時ご希望のタイミングでスタートしていただけます。

最初にチケット制でまずは7回分、ご自身の都合で都度ご予約を取っていただき、1つ1つ工程を進めていくスタイルです。8回目以降も続けたい分だけ続けて、金継ぎを深めていっていただけます。

尚、2月は教室見学のみ承っており、今週18日(金)もしくは27日(日)、
いずれも午前11時~/午後14時~の2回です。
(※要予約、現在どの回もお席ございます)

現役の陶芸家さんのアトリエも兼ねた、個人的には大学の工房を彷彿とさせる環境です。いつお邪魔しても、皆さん黙々と個々の制作に没頭されているのがとても印象的です。

また、ギャラリーも併設しており、作家さんの個展が開催されているときには、陶芸作品に触れる機会も楽しみの一つになりますね。

もしもご興味がございましたら、下記studio knotさんの教室募集の
ページにて詳細ご確認いただければ幸いです。

https://www.s-knot.com/kintsugi.html

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にっぽんてならい堂の夏開始の金継教室が終了しました

11月に入り数日。未だに10月を引きずっているのか、はたまた受け入れたくないのか、11月と書かなければいけないところを、何回も10月と書いてしまう今日この頃です。

さて、8月から開催していたにっぽんてならい堂さんの金継教室が先日終了しました。約4か月間の教室でしたが、お忙しい中ご参加くださった皆様、ありがとうございました!暑い中で始まった教室でしたが、いつの間にか夏から秋になっていて、季節の移ろいを感じました。今回もそれぞれ素敵に仕上がっていました!

せっかくなので、皆様の力作をご紹介します。

まずは午前中のクラスの器たちです。お皿率高めでしたが、器2点それぞれ違う仕上げにされていた方が多かったです。金や錫で仕上げるのも良いですが、漆での仕上げもおすすめです。

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続いて、午後クラスの器たちです。お湯呑や小鉢など、少し深さのある器を比較的錫で仕上げている方が多かったです。割れの線の長さが長い等、難易度が若干高めのものを金継ぎされていた方も無事素敵に仕上がりました!

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12月からの教室がまた開始しますが、既に満席となっており…申し訳ございません。ご興味のある方は、次回は春先の募集になると思いますので、にっぽんてならい堂さんのホームページを是非チェックしてください!

にっぽんてならい堂さんの金継教室の募集が始まりました

気が付けばもう10月も終わりですね。ついこの前まで半袖だったのが、いつの間にかコートを羽織って歩いているのが不思議な気分です。

さて、本日は教室の監修と日曜日の講師を担当している、にっぽんてならい堂さんの金継教室の募集開始のご案内です。

今年の12月から来年の3月まで、大体月2回ペースで全8回のコースになります。金継ぎが初めての方向けの教室ですが、本漆を使って欠け・割れ共に1点づつじっくり仕上げていく教室です。毎回、皆さん和気あいあいとしながら楽しんで作業されています。(※金継をやってみたいけど、直したい器が手元に無い方にも有料で器のご用意もございます。)会場は今回も新宿区落合にある染めの里おちあいさんにて行います。

残席はわずかになっておりますので、ご都合の合う方&ご興味のある方は是非ご参加ください!【11/1追記:満席になりました】

詳細はこちらから→

 

www.tenaraido.jp

 

にっぽんてならい堂の春開催の金継教室が終了しました

いつの間にか梅雨に入り、もう九州や中国地方では梅雨が明けつつある昨今。私の苦手な夏がもう目の前で憂鬱です。(冷房病なのです…)

さて、4月から開催していたにっぽんてならい堂さんの金継教室が先日終了しました。約4か月間の教室でしたが、お忙しい中ご参加くださった皆様、ありがとうございました!ここ最近、暑さと梅雨らしい湿気を感じる中、仕上げの漆が縮んだりしないか気がかりでしたが、良い感じに乾いて、それぞれ素敵に仕上がっていました!

せっかくなので皆様の力作をご紹介します。

まずは午前中のクラスの器たちです。不思議と欠けの器がマグカップ率が高めでした。結構大きめの欠けを頑張って直している方が多かったのですが、漆が縮むことなく乾いて、完成度高かったです。

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お次は午後のクラスの器たちです。割れの器でも難易度が高めのものを直されている方が多かったですが、こちらも完成度高く素敵に仕上がりました!

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8月からの教室がまた開始しますが、既に満席となっており…申し訳ございません。ご興味のある方は、にっぽんてならい堂さんのホームページを是非チェックしてください!

 

お預かりした器のご紹介_漆継

前回の記事で予告していた、先日ご紹介した徳利と同じお客様からのご依頼いただいたお猪口のご紹介です。

高台の1か所が大きく欠けていたのを、色漆で仕上げました。口を付ける所ではないけれど、手で持ったときに気になるから直してほしいとご依頼いただきました。お猪口は小さいものですし、感覚が集中している指先で触れていると確かに気になりますね。

いつもと同じく、地道に漆で作ったコクソや錆などで地道に埋めていき、更に黒い漆を塗り重ねて、仕上げに華やかな色漆を塗りました。

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お猪口の向きによって、高台の部分にチラッと見える弁柄漆が素敵です。

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目立たないところにあえて華やかな色の直しがあるのは、何だか粋というか、通な感じがして、個人的には好みです。

例えばですが、同じテーブルで向かいに座っている方が今回のお猪口を使っているとします。自分はお猪口に直しがあることを知らないと仮定して、相手がお酒をくいっと口に運んだ時に、直しが見えたとしたら…素敵ではないでしょうか。(妄想失礼しました)

馴染ませるように仕上げるのももちろん素敵ですが、あえて目立たせることで器の趣が増す場合もある、というご紹介でした。

お預かりした器のご紹介_金継

前回ブログの記事をあげたのが冬でしたが、いつの間にか梅雨が目の前に。時間が過ぎるのはあっという間ですが、コロナ禍であることは昨年からずっと変わらず…果たしていつまで続くのか、、来年は同じことを言っていないことを心の底から祈るばかりです。

さて、今回は先日お納めした器のご紹介です。

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織部の徳利2点の口元を中心に割れたり欠けたりしていたのを金継しました。徳利の持つ時間を経てきた存在感と、丸粉を磨いて仕上げた金継の重厚感がぴったりでした。

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左側は大きめの欠けが複数、右側は割れと欠けもどちらもある状態でした。大きめの欠けが「やせ」といって埋めたところが縮んだりして、地味に時間がかかりました。

私はそこまでのんべえではないのですが、こんな徳利があったらついついお酒が進んでしまいそうだな…と思いながら仕上げました。

次回は徳利と一緒にご依頼いただいたお猪口をご紹介します。

 

 

 

春の気配の中お散歩へ。

最近少しづつ春の気配がしていますね。
梅の花が咲いているのを街中でちらほら見かけることも増えてきました。

昨年引っ越したのですが、家の近所に森以上、山未満のような場所があり、たまにお散歩に行っています。そこはまだあまり春の気配はしておらず、落ち葉の絨毯を踏みしめながら、ずんずん進んで行きます。家族と歩くときもあれば、一人で黙々と歩くときもあり、その時々で同じ景色も違う風に感じます。

家族と歩くときは、楽しくわいわいあたたかな感じに。
一人で黙々と歩くときは、しーんとひんやりとした感じに。

黙ってても情報があちらこちらから入ってくる時代、日常生活の中で自然に触れる時間を作ることは大切だな…と感じている今日この頃です。

金継に使う漆も自然素材で、杓子定規では測れないアナログな部分が多い仕事なので、余計にそう思うのかもしれません。

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お預かりした器のご紹介_金継

以前お納めした器(壺)のご紹介です。

熊本の震災で割れてしまった大切な壺をお預かりして、金継をしました。

思い出のある壺とお伺いしておりましたので、長くお使い頂けるように内側も和紙と漆を塗り重ねて補強しました。かなり破片も多かったのと、大きさもそれなりにあったので、その分一つ一つの作業に時間が必要になりました。

破片は10パーツ近くあり、欠片が無い部分も結構ありました。壺自体の厚みもあったので、欠片がないところを何度も何度もコクソで埋めては乾かして、埋めては乾かして…を繰り返しました。

壺自体のお色が黄色~茶色系なので、金継の色が程よく馴染んでとても素敵になったと思います。

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お納めした後、あらためて壺に対する思いの詰まったお手紙を頂き、金継は単に器を使えるように修理するだけでなく、思い出や気持ちも癒してくれるような尊いものだな…と感じたご依頼でした。震災できっと大変なこともあったご依頼者様のお力に少しでもなれたのであればとても嬉しいです。

かなり前の話にはなりますが、子供の頃に阪神大震災で大好きだった祖母が亡くなったのですが、当時幼くて祖母のために何も出来ず力になれなかったことが、心のどこかにずっと引っかかっていました。その気持ちが今回のご依頼で私自身も癒された気がしています。

新年あけましておめでとうございます

大分遅ればせならではありますが、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年の春に続き、2度目の緊急事態宣言が発令されそうですね。

一日も早く「コロナ禍」という言葉が過去の言葉になることを心から祈るばかりです。

写真は初詣前に立ち寄った湘南の海です。

久々の海でしたが、コロナ前から変わらない自然の姿に癒されました。

私はインドア派ですが、ソーシャルディスタンスには気を付けつつ、今年はもう少し自然に触れあえたらなと思っております。とりあえず、家の周りの緑道を攻めます…!

ゴール地点で食べるおにぎりを用意して、、

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*金継のご依頼はa.mano4103@gmail.com、もしくは東京都港区の器屋さん、百福までお願いします*