漆のかぶれのお話_その2

こんにちは。前回から引き続きの漆かぶれのお話です。

「漆」と聞くと、「かぶれる!」という方程式が頭の中で出来ている方も多いかと思います。漆にかぶれる原因は、漆に含まれる主成分の「ウルシオール」が、人の皮膚のたんぱく質と反応して起こるアレルギー反応で、漆が乾こうとするときにかぶれます。

敏感な人だと、漆の作業をしている空間にいるだけでかゆくなるという方も稀にいらっしゃいますが、今まで何度かワークショップなどさせて頂いた方たちで、かぶれたというご報告はまだいただいていません。(痒くなるのに時差があるので、お家で痒くなっていたらといつも気がかりです…)

漆にかぶれるのを防ぐには、勿論肌につかないのが一番なので、汚れが付きやすい腕や手を出来るだけ防御することです。あとは漆は油があると乾きにくいので、事前に肌に油分のあるクリームを塗ってから手袋をはめたり、アームカバーをしたりするのが良いと思います。(※ちなみに、クリームなどが付いた手で触ったところは、漆を塗っても乾かなくなるので要注意です)

もしも作業をしていて手などについてしまったら、出来るだけ早く油などでふき取って、よく洗ってください。私も最近腕についた漆をあまりきれいにふき取らずにそのままにしていたら、久々にかぶれました…。かぶれは体調にもよるので、体が疲れていたのかもしれません。

次回は、かぶれやすい漆の種類や、かぶれやすい時期の話をしてみたいと思います。

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