電球の灯り。
このところ、お仕事で某有形文化財の建物に毎週通っています。
毎週建物の前に着いて扉をガラガラっと開けると、なんとなく「帰ってきた」感というか、ほっとする雰囲気があり、お伺いする日がとても楽しみになっています。
建物の中は、昔のままなのか、あえてなのか不明ですが、照明が皆写真のタイプのランプで統一されています(昔風に言うなら、「ランプ」と言うより「電傘」でしょうか)
夜はこの照明だけだと建物内はかなり暗いのですが、電球の灯りには蛍光灯の煌々とした灯りにはない何か、があるように思います。夜を白熱球の灯りで過ごすと、なんとなく時間の経過をゆっくりしみじみと、豊かに過ごすことが出来る気がするのです。
我が家の照明は部屋を暗くすると、仕事柄困る&家族の生活に支障が出るため、今のところほぼ蛍光灯一色です。でも、いずれ自分の家を持つことがあったら、白熱球の灯りだけで暮らしてみたいです。
とはいえ、きっと実際家の照明を白熱球にしたら、ほの暗い灯りの中でうとうと居眠りするのが癖になるのがオチな気がします(笑)