金継の展示に行ってきました

年末に「松屋で金継の展示をやっているんだ…」と知りながら、都心に行く機会がなく延ばし延ばしにしていたのを、お世話になっている方にお知らせを頂いたので、「このタイミングで行かないと、多分行かないで終わるな…」と思い、先週久々都心に出ついでに銀座まで展示を見に足を運んでみました。

会場は松屋銀座7Fデザインコレクション脇のコンパクトなスペースでしたが、壁面に金継の写真をプリントして器と組み合わせたり、古い器やいろいろな仕上げの物を展示したりと興味深い展示になっていました。

展示を見ながら、あらためて金継ぎは一括りに金継ぎと言えど、仕上げる人によって、本当に人それぞれで全然違うな…と感じました。工程や材料もそうですし、金継ぎされている線の筆運びもその人らしさが出るところなので面白いです。

今回の展示会の器の金継をされた方はグラフィックデザインをされている方なので、繊細できれいな感じに仕上げるのが好みなんだろうな…とか、器が高そう…私には買えないな(涙)、…何より松屋で展示って場所代いくらかかるんだ?などと、下世話な事も含め(笑)、いろいろと考えながら見ていました。

松屋の展示は、お知らせのタイミングが悪くて申し訳ないのですが、今日で終わってしまいました…すみません。

金継をよく知らないけどご興味のある方は、こういった展示を見に行かれると、「金継ってこういうものなんだ」と知ることが出来ますし、金継をされている方が見ると、自分の金継と比較して見ることが出来て面白いと思います。是非足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

私も去年に引き続き、金継した器を見て頂ける機会を作れたら良いなと思っておりますので、また機会がありましたらお知らせしますね。

*金継のご依頼はa.mano4103@gmail.com、もしくは東京都港区の器屋さん、百福までお願いします*