旅のはなしー岐阜&愛知編

ご無沙汰しております。

ブログを書いていないうちに、梅雨が来て、もう夏が目の前に来ています。

さて、先日とある調べもの&探しものをしたくて、「これは現地に行った方が早いのでは…?」と思い、弾丸で岐阜県多治見市と愛知県常滑市に行ってまいりました。

岐阜は大学3年の時、高山に一人旅をして以来、愛知に関しては人生で初めて下車しました。初めて乗る電車に年甲斐もなくドキドキして、電車が止まるたびに何駅か確認して、落ち着かず。おかげで中央本線でも(油断すると長野方面へ行く恐怖)、名鉄線でも(油断すると中部国際空港に行く恐怖)無事乗り間違いなどもなく、到着できました。

(東京では油断して乗り間違いをする時がたまにありますが、旅先では不思議とないのです。未だに東京駅で迷子になるときありますし…苦笑)

初めて降りた多治見の街は、もちろん器のお店や工房はたくさんあるのですが、住宅地とおぼしき場所でも、よーく見るとそこかしこに陶器の街である要素が見え隠れしていました。普通のお宅かと思いきや、器の型が山積みになっていたり、奥の方からなにか機械が回っている音がすると思って覗いてみると、器をひいている姿が見えたり。産業が街に根付いているのをよく伺い知ることが出来ました。

思いがけない嬉しい出会いがあったり、見たいものも見ることが出来て満足しましたが、蛭子さんが出演しているバスのローカル線の旅を地で行くようなハプニング(5km先までバスがない…など。ぞっとしました)が途中あったり、若干珍道中となりました。

ネットでいろいろと調べられる時代ですが、やはり実際に自分でその土地に行って目で見て、体感することで得られるものは違うな、とひしひしと感じました。…ですが、歩きすぎたのと疲れで筋肉痛が治まりません。。

猛暑の中歩かないで、あの時素直にタクシーを呼べばよかった…と今更後悔しております。もしくは次回はレンタカーかな…。

あまりにもせわしない旅だったので、時間を見つけて再訪したいと思っています。

*写真:モザイクタイルミュージアム(岐阜県多治見市笠原町)

*金継のご依頼はa.mano4103@gmail.com、もしくは東京都港区の器屋さん、百福までお願いします*