金継教室_第二期・一回目が開催されました

本日、町田のうつわももふくさんでの金継教室の第二期・一回目が開催されました。

第二期は前回と異なり、全員女性で女子会のような雰囲気でした。金継のワークショップに参加されたことがある方が今回もいらっしゃいましたが、ワークショップで教えてもらったのは新うるしを使ったものだったり、はたまた、本漆での金継のはずがすぐに取れてしまったとのことで、ちゃんと金継をやってみたいとのことでご参加されたとのことでした。

今回は細かい作業に使えるヘラを作っていただきました。金継はもちろん、漆を扱うということは道具作りがとても大事なのです。

私はヘラは全てヒノキなどの木を塗師刀という刃の長い刀で削って作っていますが、それはなかなかハードルが高いので、今回は竹でちょっとした作業に使える小さいヘラを小刀で削ったり、やすりをかけて複数作っていただきました。

他の金継教室だと、いかに怪我をしないかという理由でこういった刃物を使う作業を避けるところもあるようですが、金継に限らず、自分で道具を作る体験というのはとても大事だと私は思っています。

自分で手を動かして道具が作れると、自分なりに創意工夫して、より自分なりのやり方が発見出来ていくことにつながります。

次回はいよいよ漆を使った作業に入っていきます。また開催の模様をお知らせしますね。

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*金継のご依頼はa.mano4103@gmail.com、もしくは東京都港区の器屋さん、百福までお願いします*