急須でお茶を入れられない子がいるのを知っていますか?

先日とあるお茶屋さんの方と話していた中で、話題になったことがありました。それは「今のお子さんに急須でお茶を入れられない子がいる」ということ。なぜそのようなことが起きるか、想像がつきますでしょうか。

それは、親が使っていない=家にないからです。きっと親御さんはお茶を飲むときはティーバッグなどを使っていて、急須の必要性がないから持っていない方が多いのかもしれません。

ティーバッグのお茶も決して不味いわけではないですが、やはり急須で淹れたお茶は、急須の中できちんと茶葉が開くことで、茶葉から余すことなくおいしさが抽出されていて、その味わいは別物です。

また、急須でお茶を淹れる行為は、ティーバッグを湯呑に入れてただお湯を注ぐより、たった一杯のお茶でも、そのお茶に「奥行き」を感じるような気がしてなりません。

実際、先日友人と喫茶店に入って温かいウーロン茶を注文したのですが、まさかのティーバッグで登場し、ちょっとがっかりしました…。お茶を淹れる行為も含めて、そのお茶の味を構成しているように思います。

前回話題にさせて頂いた、日本のものづくりに対してもそうですが、あらゆる部分で昔から日本に根付いていたはずの文化もかなり衰退しているのを感じる今日この頃です。

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