金継教室の補講をさせていただきました

こんにちは。毎日溶けてしまいそうなくらい暑いですね。

私は冬生まれだからなのか、暑いのがとても苦手なので、手ぬぐいの中に保冷剤を入れて首に巻いて、どうにか作業をしています。(←これ、夜暑くて寝苦しいときにやると、よく眠れておすすめです)

本日は遅ればせながら、先日うつわ ももふくさんにて、金継教室の補講をさせて頂いた時のお話を。

今回は、かなり沢山のパーツに割れた、お茶碗の接着をしました。元々結構な数にわれていたのですが、よくよく器を確認したところ、器の中から表側に貫通している深いヒビを発見し、即その場で割ることに…(接着する前に器の状態を確認することはとても大事です‼)

そして、器をどの順番で接着していくのか、どこに糊漆を付けていくのか計画をし、その後時間との戦いの中、糊漆をつけ、接着をしていきました。

割れたパーツが多いと、接着の時点から、まっぷたつに割れたものに比べると作業量が何倍にも増えるので大変です。生徒さんも「こんなに大変なものだとは思っていませんでした」と仰っていました。

でもこういう大変な器の修理の方が、仕上がった時の喜びは格別なのです。今回の器はきれいな割れ方をしていたので、モダンに良い感じに仕上がりそうです。

完成が今からとても楽しみです。

*金継のご依頼はa.mano4103@gmail.com、もしくは東京都港区の器屋さん、百福までお願いします*