金継教室_第二期・四回目が開催されました
本日は町田のうつわももふくさんでの金継教室、4回目でした。
(前回、三回目の記事を書きそびれたまま四回目になってしまいました…汗)
今日は筆に黒漆をつけて描く作業のデビュー。
筆を動かす練習として、アクリル板に各々選んだ絵柄を描いていただきました。
漆は絵の具や墨などと違って粘度が高く、筆の使い方が違います。
皆さん初めてのことでしたが、集中して写経のごとく取り組んでくださいました。
最初はどうしても厚塗りになりがちですが、慣れると薄く描けるようになるので、練習あるのみ!です。(漆を筆につける作業があるたびに、定盤の上で筆でまっすぐ線や曲線を描く練習をするのがおすすめです。私も一時期良く練習していました)
漆が厚塗りになってしまうと縮んだり、粉を蒔いたりする時に金粉などが沈み続けたりする原因になります。それ故に薄く描くことが大事になってきます。
ちなみに、アクリル板は漆と相性が良いので、好きな絵柄を描いて漆風呂に入れて乾かせば、小さな漆絵の作品が出来上がります。練習にもなるし、作品にもなって一石二鳥。是非お試しください。